NUMBER GIRL TOUR 2019-2020「逆噴射バンド」@2020/1/25 沖縄:ナムラホール を観るために僕は他人の靴を舐めた

と、まあ、冗談はさておき、NUMBER GIRLのツアー「逆噴射バンド」の沖縄公演のチケットを運よく知人が当てまして、そのおこぼれにあずかった私は、遠征をすることに。
当日の沖縄の気温は26度、本州の寒さに合わせて着込んでいた私は、那覇空港着陸即上着を脱ぐことに。街には半そでの人もちらほらいて、「完全に夏だ・・・」と思いつつ、明らかに「あんた観光客だね」というコートやダウンを着込んだ人ともすれ違ったりするもんだから、この気温の高さと目の前に広がる異様な風景に脳がバグりそうになりました。

会場のナムラホールは、音楽イベント向けというよりは多目的ホールという感じで、普通のライブハウスとはまた違った雰囲気。キャパは1500人らしいんだけど、入場列の整理番号からするとチケットは1200人くらいしか出ておらず、開演5分前のホール内の後方はギチギチというほどは人が詰まっていない感じでした。
驚いたのは、入場のチケットもぎりと同時にドリンク券の支払いがなかったこと。最初もぎりの際にドリンク券のくだりがなかったので、「はーん、段階踏ませるパターンね」と思ってたのですが、そのまま会場内に行けてしまいました(会場内にバーカウンターありました)。

SEなしで待つこと1時間、おなじみのTelevisionのMarquee Moonが流れ、メンバーが出てきてからはもうあっという間の出来事なのでした。

01. 鉄風 鋭くなって
02. タッチ
03. ZEGEN vs UNDERCOVER
04. EIGHT BEATER
05. IGGY POP FAN CLUB
06. 裸足の季節
07. 透明少女
08. 夕焼け小焼け
09. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
10. NUM-AMI-DABUTZ
11. Sentimental girl's violent joke
12. DESTRUCTION BABY
13. MANGA SICK
14. SASU-YOU
15. 喂?
16. U-REI
17. TATOOあり
18. 水色革命
19. 日常に生きる少女
20. 転校生
21. OMOIDE IN MY HEAD
22. (黒目がちな少女~)I don't know
アンコール
23. 桜のダンス
24. TRAMPOLINE GIRL
25. KU~KI
26. 透明少女


ツアーも中盤ということもあり、かなり仕上がっているんだろうなと感じる演奏でした。曲によっては、ライブ盤よりテンポ早いなと感じました。TRAMPOLINE GIRLは逆噴射バンドでは初演奏らしい。
先述したとおり、東京は翌日雪の予報なのに沖縄の気温は26度という1月なのに初夏かよというくらい暑く、向井は汗だらだらでしたたりまくり。曲間でテレキャスに零れ落ちた汗をタオルで拭く行為を何度もしていました。向井にとって1月の沖縄は初めてとのことで、寒暖の差がすごすぎて頭おかしくなるようなことをMCで言っていました。
向井のボーカルは散々言われている通り、昔のようには高音は出ていないんですが、かといって無理して高音を出そうとしてる感じでもないので何も違和感はない。これが2020年のNUMBER GIRLなんですよきっと。
田渕ひさ子しょっぱなから笑顔だし、アヒトは向井の「クイズダービーみたい(ナカケン談*1)」なMCにクスっとしているし、ナカケンは仏頂面でぴょんぴょん跳ねていてなんかかわいいし、バンドの雰囲気はよさそうだなと感じて。

長時間のライブは初めてだったんですが、当たり前だけどまた観たくなるライブでした。どう考えても、「一度観たからもういいか」とはならない。今度こそは自力で当てて観に行きたいなぁ。


最後に気付いたことメモ

  • 喂?

「自分のことを僕と呼ぶ」→「自分のことを俺と呼ぶ」

  • KU~KI

「半分空気」のカウント無し
「空中の見えないもんが 俺の知ってる匂いに変わる」
 →「空中の見えないもんが 俺の知ってる形に変わる」
「ぽつんと君がいたような 気がせんでもない」
 →「ぽつんとお前がいたような 気がせんでもない」

School Girl Distortional Addict 15th Anniversary Edition

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  • アーティスト:NUMBER GIRL
  • 発売日: 2014/05/21
  • メディア: CD

*1:ライブ後にツイートしてたのですが、なぜかツイ消ししてました