2019/9/22 NUMBER GIRL@京都音楽博覧会2019
今までのあらすじ:2019年2月、再結成とRISING SUN ROCK FESTIVALへの出演を発表したNUMBER GIRL。突然の発表に張り裂ける思いを胸に抱いた私はチケット争奪戦を勝ち抜きRSRの2日券をゲット。まだ見ぬNUMBER GIRLのライブに心躍らせていた。時は経ち、RSR開催前日の2019年8月14日、次の日に迫ったNUMBER GIRLの演奏に思いを募らせながら荷造りをしていた私に届いたのはRSR1日目中止の報せ。RSR1日目、それはNUMBER GIRLの出演予定日だった。あまりの出来事に目の前が真っ暗になった私に一筋の光をもたらしたのは、「まぁRSRでナンバガ観れるけど、今なら楽勝で手に入るし一応手配しておくか~。はぁ~10k高杉ワロタ」という気持ちで手に入れた京都音楽博覧会京都音楽博覧会2019のチケット。京都音博、それは再結成後のNUMBER GIRLにとって初の野外フェスである。
セットリスト
- 鉄風 鋭くなって
- タッチ
- ZEGEN VS UNDERCOVER
- OMOIDE IN MY HEAD
- YOUNG GIRL 17 SEXUALLY KNOWING
- 透明少女
- 日常に生きる少女
- TATOOあり
- I don't know
NUMBER GIRL前の出番だったnever young beachの演奏が終わったと同時に雨が降り出して、NUMBER GIRLが出てくる頃には土砂降りに。RSRも悪天候で中止で音博では土砂降り。再結成後のNUMBER GIRLと野外フェスとの相性悪いなぁなんて思ってると、鉄風 鋭くなって前のMCで向井秀徳が土砂降りの雨に関して「なんかすみません」と一言。本人も気にしてるやんとは笑ってしまいました。
再結成後の演奏については、インタビューで「リハで向井秀徳だけテンポが遅い」だとか、Twitterでやれキーが低いだとか向井しんどそうだとか言われてたのを読んで、「これはあまりライブ盤で予習しない方がよさそうだな」と思って1週間ぐらいNUMBER GIRLを聴かないでおいたんですが、結果から言うと「ライブ盤で聴いたあの感じ」でした。日常に生きる少女だけキー低めかなと思ったんですが、向井秀徳アコースティック&エレクトリックみたいでした。
「ライブ盤で聴いたあの感じ」が目の前に広がるもんだから逆に感動がなかったというか、自分の中にあったNUMBER GIRLをアップデートされたみたいなそんな感覚。なんというかZAZEN BOYSのライブを観に行く感覚に近かったです。
とは言っても、OMOIDE IN MY HEADの「福岡市博多区からやってまいりましたNUMBER GIRLです。ドラムス、アヒト・イナザワ」には「本物だぁ〜〜〜〜〜!!!!!!」とテンション爆上がりでした。これだけでNUMBER GIRLが本当に再結成したんだっていう実感が湧きました。短かったけど観に行って本当に良かった。
10月1日にはツアー「逆噴射バンド」の先行も始まります。おそらくTOUR「NUMBER GIRL」でやらなかった曲も演奏するでしょうし、もしかしたらちょっとアレンジ加えてくるかもしれない。そう考えるだけでワクワク。今回はなんとしてでも当てたいですね。
School Girl Distortional Addict 15th Anniversary Edition
- アーティスト:NUMBER GIRL
- 発売日: 2014/05/21
- メディア: CD
NUMBER GIRL再結成後のライブにおける楽曲演奏回数をカウントする(2019/9/29更新)
ルール
情報源はTwitterと各媒体のライブレポート
同公演で2度以上演奏した曲は1回と数える(例:OMOIDE IN MY HEAD、水色革命)
トランポリンガールはカタカナ表記がschool girl bye bye、英字表記がSAPPUKEI
自分が飽きたら終わり
6回
OMOIDE IN MY HEAD(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/22京都音博、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
タッチ(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/22京都音博、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/22京都音博、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
透明少女(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/22京都音博、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
鉄風 鋭くなって(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/22京都音博、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
日常に生きる少女(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/22京都音博、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
ZEGEN VS UNDERCOVER(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/22京都音博、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
TATTOOあり(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/22京都音博、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
I don’t know(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/22京都音博、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
5回
IGGY POP FAN CLUB(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
水色革命(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
SENTIMENTAL GIRL’S VIOLENT JOKE(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
裸足の季節(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
EIGHT BEATER(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
DESTRUCTION BABY(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
NUM-AMI-DABUTZ(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
4回
トランポリンガール(7/27新宿LOFT、8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS)
大あたりの季節(8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
SASU-YOU(8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
U-REI(8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
TRAMPOLINE GIRL(8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
MANGA SICK(8/18日比谷野音、9/7なんばHatch、9/8福岡DRUM LOGOS、9/27名古屋ダイヤモンドホール)
【メーカー特典あり】 LIVE ALBUM『感電の記憶』2002.5.19 TOUR『NUM-HEAVYMETALLIC』日比谷野外大音楽堂【特典:アクリル・キーホルダー(ジャケット絵柄)付】
- アーティスト:NUMBER GIRL
- 発売日: 2019/07/24
- メディア: CD
OMOIDE IN MY HEAD 1~BEST&B-SIDES~
- アーティスト:NUMBER GIRL
- 発売日: 2019/05/01
- メディア: CD
- アーティスト:NUMBER GIRL,ナンバーガール
- 発売日: 1999/01/20
- メディア: CD
雑なNUMBER GIRLメンバーライブ情報まとめ(2019/9/21更新)
向井秀徳、中尾憲太郎、田渕ひさ子、アヒト・イナザワの活動を調べることで、いつNUMBER GIRLのライブが開催されるのか予想できるのではないかという安易な考えでまとめました。
気が向いたときに随時更新します。
ルール
メンバー全員のスケジュールが空いている日を見つけるのが目的。故に会場が何処であるとかは考慮しない。
あくまでNUMBER GIRLの各メンバーの活動のみ。
主な情報源は公式Twitter、および各メンバーの公式サイトから。
9月
7日 NUMBER GIRL@大阪
8日 NUMBER GIRL@福岡
13日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@神奈川
14日 田渕ひさ子@京都
15日 ZAZEN BOYS@神奈川 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@神奈川
16日 ZAZEN BOYS@神奈川
22日 NUMBER GIRL@京都
27日 NUMBER GIRL@名古屋
10月
1日 ZAZEN BOYS@福岡
3日 向井秀徳アコエレ@東京
6日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@栃木
10日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@兵庫
11日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@京都
13日 ZAZEN BOYS@岡山 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@三重
14日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@静岡
19日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@宮城
20日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@山形
25日 ZAZEN BOYS@東京
26日 ZAZEN BOYS@京都 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@北海道
27日 toddle@三重 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@北海道
31日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@香川
11月
1日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@広島
2日 toddle@長野
3日 LAMA@東京 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@福岡
4日 toddle@東京 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@宮崎
6日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@大分
7日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@福岡
9日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@福井
10日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@石川
16日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@大阪
17日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@名古屋
19日 浅井健一& THE INTERCHANGE KILLS@東京
29日 ZAZEN BOYS@東京 LAMA@京都
12月
1日 toddle@京都
3日 ZAZEN BOYS@名古屋
4日 ZAZEN BOYS@大阪
6日 ZAZEN BOYS@福岡
14日 NUMBER GIRL@東京
15日 NUMBER GIRL@東京
2020年
1月
3日 NUMBER GIRL@広島
5日 NUMBER GIRL@福岡
11日 NUMBER GIRL@新潟
12日 NUMBER GIRL@石川
19日 NUMBER GIRL@北海道
25日 NUMBER GIRL@沖縄
2月
2日 NUMBER GIRL@香川
10日 NUMBER GIRL@大阪
11日 NUMBER GIRL@名古屋
22日 NUMBER GIRL@宮城
【メーカー特典あり】 LIVE ALBUM『感電の記憶』2002.5.19 TOUR『NUM-HEAVYMETALLIC』日比谷野外大音楽堂【特典:アクリル・キーホルダー(ジャケット絵柄)付】
- アーティスト: NUMBER GIRL
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2019/07/24
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新しい知見を得た
ジャンプ+の原稿料などの話。
連載漫画の最低原稿料は当初1ページ9000円でしたが去年から12000円に変更しました。他誌でそれ以上で描かれていた方は応相談という形でやっています。読切は基本1ページ9000円です。 https://t.co/H2UMf9QAmW
— 中路(ジャンプ+編集者) (@nakaji2017) 2019年6月28日
生々しい話だけども、広告収入があるってのは面白い。ジャンプ+は過去の有名作品を一部無料で公開していて、僕はそれを話売りするための策だと思っていたのだけど、広告収入あるなら有名作品は無料公開し得ですね。ていうか広告収入って全額集英社に入るものだと思っていたから「はぁ〜〜(感嘆)」という気分。
今週のお題って土曜更新なのを知らなくて下書きが無駄になった
今週先週のお題「雨の日の楽しみ方」
雨が降る休日の楽しみ方、ない。「今日雨の日だーやったー!○○ができるぞー!」みたいなこともない。けれど、雨の日は今まで避けてきたことに取り組むきっかけを与えてくれる。部屋の掃除とか。
部屋の掃除をしない日もある。そりゃあもう10年くらい社会人やってれば、雨の日くらいで休日に「部屋の掃除するか―張り切っちゃうぞー」みたいな気分にもならないし、「あー雨だわ...二度寝するか―」で気付けば午後、夕方みたいなことの方が多い。むしろ晴れの日でもそうじゃねーか。全部労働からくる疲れのせい。労働憎し。
雨が降る平日の楽しみ方、シチュエーションが限定されるけど、ある。天気予報で午後から40%の確率で雨という時、帰りは雨が降ることに賭けて、折り畳みでなく普通の長傘を持って通勤する。そして退勤時、雨に濡れる人々を横目に傘をさして「勝った!第三部完!」ってほくそえみながら帰れた時だけ、僕は雨の日を楽しんでいる。すごく性格が悪い。折り畳み傘のなんか降らなくてもダメージ最小限に抑えるしいっかみたいな無難な感じが嫌。それになんだかんだで折り畳み傘って長傘より濡れるし。長傘は良い。大きいからほとんど濡れない。雨降らなかった時の長傘を持って帰ることのダメージが結構でかいけど。満員電車で凄く邪魔だし。
銀魂がこんなに続くなんて思ってもみなかった。
6月17日に配信予定の最新話で銀魂が終わりを迎えるらしい。断定ではなく「らしい」としているのはこれまで何度も終わる終わる詐欺を繰り返してきた前科があるからなのですが、それはともかくこんなに長期にわたって連載が続くなんて僕は連載開始当初は全く思っていなかった。
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銀魂の連載が始まったのは2004年2号からで、2004年度最初の新連載3枠の内の2枠目でした。1枠目はDEATH NOTEで3枠目はLIVE。ご存じの通りDEATH NOTEはめちゃくちゃヒットした作品で、LIVEはジャンプ連載経験のある梅澤春人の作品*1。この2作品に挟まれた銀魂は正直なんかかませ犬って感じだった。
銀魂は空知英秋にとって初の連載作品で、2002年の「だんでらいおん」、2003年の「しろくろ」という2本の読切に続く掲載作品。今思えば割と期待されていたんだと思う。連載当初は話は面白かったんだけど、他と比べて突き抜けた面白さがあるってわけではなくて、絵は上手くないし、文字多くて読みづらいし、掲載順後ろだし、残念だけどこりゃ終わるなという感じでした。
僕は最初期の銀魂の面白さって、ジャンプ誌上で繰り広げられていた初代担当の大西氏とのプロレスだと思っています。大西氏が考えるファンレター募集コメントの酷さ*2に空知が巻末コメント上で「担当編集が書くFL募集コメントに悪意を感じる。来週から書けるS(スペース)なくしてやる。ざまみろ大西。」とブチギレ、バレンタインの時期に書かれた「生まれて初めてのVチョコに感涙!空知英秋先生の作品が読めるのは週刊少年ジャンプだけ!!」という募集コメントに堪忍袋の緒が切れたのか「担当血祭り開催」と題して巻末コメント上で大西disを繰り広げていました。大西氏も巻末コメントで空知disし返すし、もうやりたい放題。下記はそのdis合戦の一例なのですが、傍からみるとちょっとサムい。サムいけど、その異質な感じが当時10代だった僕にはなんか面白かった。
空知コメント:大西血祭り第一幕「大西さんってモミアゲまでオシャレっスね……テクノカットにしてやろーかァァァ!!」
大西氏コメント:「何か下品なタイトルの変な漫画描いてる彼のボサボサ野人ヘアよりは僕のさわやかヘアの方が好感度高いですよ」
このやり取りを振り返ってみて、僕は銀魂じゃなくて空知英秋が好きだったんだろうなって思った。正直に言うとジャンプでの連載終了間近の時は、銀魂はほとんど流し読みで空知の巻末コメントはちゃんと読む、みたいな感じだった。ジャンプ巻末から空知の名前が消えた今、巻末ページは非常に穏やかだ。何かおもしろくない。僕にとって「ジャンプは巻末まで面白い」ではなくなっていた。
銀魂が本当に終わるとして、空知の次作はどの媒体に載るのだろう。いつも締め切りに追われていた(らしい)彼のことだから、もう週刊連載は無理なんじゃないだろうか。できることならまたジャンプで連載してほしい。巻末まで面白いジャンプには空知が必要だと僕は思う。
最後に、最後のファンブック「広侍苑」432ページて。鈍器じゃん、鈍器。服の下に入れとけば刺されても命助かる厚さじゃん。これは買いですね。
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ラッキーカラーは黄色とオレンジ
最近はずっと、3月6日にリリースされた柴田聡子の5枚目のアルバム「がんばれ!メロディー」を聴いています。僕は柴田聡子の作る音楽が好きで、同世代(同学年)ということもあり、徐々に有名になっていく彼女を見ていると、嬉しいのと同時に自分も頑張らなきゃなぁという気分になります。
柴田聡子...誰...それ...?柴田淳じゃなくて*1...?という方に簡単に紹介しますと、柴田聡子は独特の言葉選びと弾き語りの唯一無二感が最高なシンガーソングライター。とりあえず2枚目のアルバムとしてリリースした「いじわる全集」ではその特徴を遺憾なく発揮しているので手にとって聴いて欲しい。お手軽に柴田聡子とはなんぞやを知るには持ってこいなアルバムです。中でも「いきすぎた友達」は彼女の生み出す世界観が良くわかる曲です。
3枚目のセルフタイトル「柴田聡子」では彼女の魅力を理解する山本精一がプロデュースしています。全体的にバンドサウンド寄りなのですが、バウンドサウンドが彼女の持ち味であるアコースティックサウンドをうまく引き立てていて良いアルバムになっています。
4枚目「愛の休日」は前作以前よりもポップな曲が多いんですが、アルバムとしてはとっちらかってるんですよ。プロデュースもバラバラだし、最終曲は今までになかったダンスサウンドだし。発売当初に聴いたときは「どうしちゃったの?」と思ったんですが、今考えると完全に過渡期なアルバムなので「がんばれ!メロディー」の後に聞いてほしい。
1枚目のアルバムとEP「海へ行こうか」はあえて紹介しませんが、こちらも最高なので聴いてください。お願いです、なんでもしますから!!
閑話休題、今日書きたいことは5枚目のアルバム「がんばれ!メロディー」が最高という話なんですよ。このアルバム柴田聡子史上最高のポップアルバムになっていまして、オープニングトラックの「結婚しました」から全開にポップ。なんなら踊れちゃう。アルバムタイトル通り「がんばれ!メロディー」って感じなんですよ。もうYoutubeでたくさんMVアップロードされてるから片っ端から聴けばいいじゃん。説明不要じゃん。という感じです。
上記4曲のうちワンコロメーターだけ打ち込み要素高くて少し異質に感じると思うのですが、実はさらにヤバい「セパタクローの奥義」という曲も収録されていて、こちらは異様なグルーヴを生み出しています。英タイトルなんて「My Town Event」なんていう爽やかっぽそうな曲に擬態してるのに聴いたら激ヤバなサイケなんでグルーヴィー出してるんですよ!!これはもう買って聴いてください!お願い!!
- アーティスト: 柴田聡子
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- アーティスト: 柴田聡子
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