ラッキーカラーは黄色とオレンジ

最近はずっと、3月6日にリリースされた柴田聡子の5枚目のアルバム「がんばれ!メロディー」を聴いています。僕は柴田聡子の作る音楽が好きで、同世代(同学年)ということもあり、徐々に有名になっていく彼女を見ていると、嬉しいのと同時に自分も頑張らなきゃなぁという気分になります。
柴田聡子...誰...それ...?柴田淳じゃなくて*1...?という方に簡単に紹介しますと、柴田聡子は独特の言葉選びと弾き語りの唯一無二感が最高なシンガーソングライター。とりあえず2枚目のアルバムとしてリリースした「いじわる全集」ではその特徴を遺憾なく発揮しているので手にとって聴いて欲しい。お手軽に柴田聡子とはなんぞやを知るには持ってこいなアルバムです。中でも「いきすぎた友達」は彼女の生み出す世界観が良くわかる曲です。

3枚目のセルフタイトル「柴田聡子」では彼女の魅力を理解する山本精一がプロデュースしています。全体的にバンドサウンド寄りなのですが、バウンドサウンドが彼女の持ち味であるアコースティックサウンドをうまく引き立てていて良いアルバムになっています。

4枚目「愛の休日」は前作以前よりもポップな曲が多いんですが、アルバムとしてはとっちらかってるんですよ。プロデュースもバラバラだし、最終曲は今までになかったダンスサウンドだし。発売当初に聴いたときは「どうしちゃったの?」と思ったんですが、今考えると完全に過渡期なアルバムなので「がんばれ!メロディー」の後に聞いてほしい。

1枚目のアルバムとEP「海へ行こうか」はあえて紹介しませんが、こちらも最高なので聴いてください。お願いです、なんでもしますから!!

閑話休題、今日書きたいことは5枚目のアルバム「がんばれ!メロディー」が最高という話なんですよ。このアルバム柴田聡子史上最高のポップアルバムになっていまして、オープニングトラックの「結婚しました」から全開にポップ。なんなら踊れちゃう。アルバムタイトル通り「がんばれ!メロディー」って感じなんですよ。もうYoutubeでたくさんMVアップロードされてるから片っ端から聴けばいいじゃん。説明不要じゃん。という感じです。

上記4曲のうちワンコロメーターだけ打ち込み要素高くて少し異質に感じると思うのですが、実はさらにヤバい「セパタクローの奥義」という曲も収録されていて、こちらは異様なグルーヴを生み出しています。英タイトルなんて「My Town Event」なんていう爽やかっぽそうな曲に擬態してるのに聴いたら激ヤバなサイケなんでグルーヴィー出してるんですよ!!これはもう買って聴いてください!お願い!!

がんばれ!メロディー

がんばれ!メロディー

がんばれ!メロディー

がんばれ!メロディー

*1:iTunesでジャケット取得すると柴田淳のアルバムジャケット持ってこられる事がありました